みちすがら

寄り道、近道、回り道

日記:2020年12月15日

今日はあまりいい日じゃない。 両親に転職のことをあれこれ言われた。 「学生時代の就職活動で仕事のことをよく調べないからだ」 「俺たちの時代ではありえない」 「石の上にも3年だ」とか。 と思えば、 「好きなことをするためなら仕方ない」といってみたり…

優しさと冷たさの表裏一体の関係

最近の自分は、ぼーっとしている。いつもではない、仕事をしているとき、特にぼーっとしてしまう。やらなければいけないことを精一杯こなしているけれど、仕事に心から向き合えない。 自分のやりたいと思うことはこれではない。自分が本当にやりたいと思える…

今の気持ちを忘れてはいけない気がする、今はそんな気持ちです。

昨日、自分のこれからについて考えた。 今のままの場所で今のまま生きていていいのだろうか、今のまま生きたこの先に自分はどうなるのか。 自分にそう思わせたのは、にじさんじ甲子園という企画だった。 その企画を見終えた自分の中にあったのは、お祭りが終…

「別の人の彼女になったんだろうな」 wacci

1年前に提出された楽曲ではあるけれど、おそらくまだ多くの人に聴かれているらしいwacciというグループの「別の人の彼女になったよ」という歌がある。 YouTubeでは色々な人がこの曲をカバーしていて、僕がこの曲を知ったきっかけになったのも、そうした動画…

このごろ

『あんまり無理しないで』『体に気をつけて』ほんとうは自分が言ってもらいたい『お前もな』ただそう言ってもらいたくて、誰かに声かけるそんな遠回りの自分のメッセージをみるとなんだか虚しくて目のまわりが熱くなるそんな不器用なやり方でしか誰かに助け…

「JOKER」という映画(見たわけではない)

僕はジョーカーを見たわけではないのですけれど、犯罪行為について社会的な要因に目を配りつつ描くというのは基本的に望ましいことだと思っています。なぜなら、犯罪に対して、あいつは根っこが悪人だから悪いことをしてしまうんだというような本質主義的な…

「天気の子」スペシャル予報は、なぜあんなにも泣けるのか。

「ありがとう。ありがとう。ごめんね。ありがとう。さよなら。」人が純粋に誰かを想うということの美しさと、その結末にある幸せと、同じくらいの悲しみや苦しみ。無防備なほどにさらけ出される登場人物の心。心と心がぶつかり合うその場に引きずり込まれて…

新しいことを始めるというデッドロック

『新しいことを始めたい』『新しいことを始めよう』そんな言葉は割とよく気がするが、『新しいことを始める』ことはなかなか難しい。 僕という個人は最近、ダンスラというゲームをやってみたいなぁ、と思っている。今日も趣味の一つ(?)であるゲームセンタ…

ボロボロの心にしみる小さな反抗

毎日生きていても、そんなにいいことはない。良いことばかりの人生なんてきっと嘘だろうから、きっとちゃんと生きているからこんなに苦しいんだと思う。だから、いいことがないことは構わない。仕方ないと思う。 でも、やっぱり苦しいことには変わらない。「…

「死」というメッセージ

社会において重要な問題はなんなのか。或る問題は、社会にとって非常に深刻な問題だ。なぜなら、それが原因で人がたくさん死んでいるからだ。こんな問題の設定の仕方をしていると、苦しんでいる人にとって死ぬことがその苦しみを社会に理解してもらうための…

麻酔はじわじわと効いていく

「ストレス耐性は強いほうですか?」就職活動をしていると、たまにこんなことを訊かれる。ぼくは自分ではストレスへの耐性がつよいと思っているので、この質問にはいつも「はい」と返事をしたうえで、それを証拠付けるストーリーを語る。 その時に語られるの…

LINEのスタンプを作りたくて、イラストを描いてみた!

LINEのスタンプを作りたくて、イラストを描いてみました!キャラクターの名前は「ねずみのグリーンピースくん」、です!

国際教養大学―就職予備校から「就職予備校」へ

最近、教育と仕事の接続に関する本を読んでみているのですが、とても面白いです。何でしょうか、痒い所に手が届くというか。なんというか、アクション映画を観ているかのような爽快感があります。 そんな中で、「就職活動」や「働く」ということ、「学校と仕…

「区切りをつけない」というライフハック

最近は勉強に割と取り組めていると思っていたんですが、今日は勉強に身が入らず、DTMばかりしていました。気づいたら4時間くらいDTMをしていました。 で、なんでかなと思い返したんですが、昨日に最近読んでいた本を読み終わってしまったことが原因かな、と…

なぜ、大学での学問は空虚なのか

これは僕の私見であって、異論はいくらでも認めるのだが、僕は大学での学問が多くの人にとって空虚なものであると半ば決めつけている。なぜ僕がそんな風に決めつけるのか、それをここでは書いていきたい。 文部科学省の資料を見てみると平成25年の時点で、18…

さよならのあとの後悔

遅くまでゲームをしてしまった夜、自分自身に呆れながら部屋を出てリビングに行くと、我が家の小さな家族、ダックスフントの彼が寂しそうに上目がちな視線を僕に送っていた。早く寝なければいけないはずなのに、どうにも放っておけなくて、近づいて体を撫で…

最近、新幹線のトラブルがおおい…

お恥ずかしながら、部屋にテレビもなければ新聞もとっていないので、新幹線の殺傷事件についてさっき知りました。 YouTubeでテレビの報道を見ていると、オリンピックを見越して日本の新幹線の安全保障の在り方を見直すべきなのではないか、という議論のされ…

日々

僕が生きれば生きるほど、僕の背中は重くなっていく何かに背中を押されて一歩足を前に踏み出すたびに、後戻りが出来なくなるもう一度小さいころに戻りたい、そんなことを考えたりする 同じ机を囲む彼らが言葉を発するその度に、自分の小ささを突き付けられる…

苦しい一週間

今週末の自分にとっての二回目の個人報告が自分にとってはとても大きな心の負担で、今週は本当に思うようにいかないことばかりでした。自分に点数をつけるなら、殆ど0点だな、と思うくらいです。 机に向かっても、やる気がわかず殆ど何もできないし、発表の…

夏の終わり

鈴虫と 蝉が争う 関ケ原

ゆっくりとかわっていくこと

短時間で大きな変化を起こすためには、それだけ大きな力が必要だ、ということはこの世界では一つの道理です。化学変化でも、物理の運動でも、速くて大きな変化や運動にはそれだけ大きなエネルギーが要求されます。 それは特別なことでは全くなく、きっと世の…

井の頭線の風景

電車の中、座席に座って一生懸命にノートに向かって勉強する男の子 何かのメモを見つめ、考え事をする男性 遠ざかる駅のホームで、スケートボードを片手に退屈そうに電車を待つ男の人 窓の外、青くて、赤くて、すこしだけ黄色い空 弱くて、だけど優しい光に…

生きたい

僕は実は生きていない でも、死んでいるわけじゃない ただ、僕は生かされている 今日という一日の充実は誰かに与えられた充実だ それを僕は僕のものだと勘違いする でも、本当は気づいてる だから、生きたい 自分で生きたい

わたしはどこへ向かうのか

僕は今、僕の寝床に向かって歩いている 毎日寝て、起きて、食べる場所に向かって歩いている 僕が生きる場所に歩いている でも、僕の「生きる」はどこへ向かっているのだろうか 僕は、スケッチブックのざらざらとした質感が好きだ 僕は、鉛筆の芯の炭素のにお…

友達

あなたはわたしの友達ですか あなたが友達かどうかわからないけど わたしはあなたのことが好きです わたしはあなたの友達ですか わたしに友達はいますか 誰が教えてくれますか 何をしたらわかりますか わたしはあなたと笑いました あなたはわたしの友達です…

いまとこれから

僕と君はこんなに違っているのに 僕と君はこんなに同じ時間を過ごしてる 僕と君はそれぞれの向かう先 目的地の途中の交差点で顔を合わせた 君がこれから先歩く道は 僕のこれから歩く道とは違う それなのに僕と君はいまここにいる 明日には違う方向へ向かって…

終わらない理由

今、人生(いのち)が終わってしまってもかまわない だけど、いま、人生(いのち)が終わらないのなら 「終わらない理由」がほしい 僕らには理由もわからないまま、制限時間だけが告げられる 心臓の鼓動は僕がいま生きていることを教えてくれるけれど それは…

マルクスとジンメル―社会と自由

この一週間は本当に知的な刺激がすさまじく、昨日も書いたのに今日も書いてしまう。 マルクスはドイツ・イデオロギー(pp.70-75)の中で、社会が拡大していく中で分業が広がり、そして分業の結果人々は特定の活動範囲に制限され隷属させられてしまう、というよ…

世界像と歴史

今週はずっと、歴史観について考えていた。それはただ、大学院の授業の宿題でマルクスの「ドイツ・イデオロギー」を読まなければいけなかったからだけど、さすがに古典というだけあって考えることはとても勉強になった。 マルクスの歴史観は一般的に「唯物史…

バラバラな心

生きる意味って何だろうか。人生の目的って何だろうか。最近は、ふとした時に突然と自分を襲うそうした疑問におびえながら一日一日を生きている。前は、そんな風に考えることはなかったのに、最近は未来を思うことがとても怖く思える。どうしてだろう。何を…