みちすがら

寄り道、近道、回り道

2019-01-01から1年間の記事一覧

「別の人の彼女になったんだろうな」 wacci

1年前に提出された楽曲ではあるけれど、おそらくまだ多くの人に聴かれているらしいwacciというグループの「別の人の彼女になったよ」という歌がある。 YouTubeでは色々な人がこの曲をカバーしていて、僕がこの曲を知ったきっかけになったのも、そうした動画…

このごろ

『あんまり無理しないで』『体に気をつけて』ほんとうは自分が言ってもらいたい『お前もな』ただそう言ってもらいたくて、誰かに声かけるそんな遠回りの自分のメッセージをみるとなんだか虚しくて目のまわりが熱くなるそんな不器用なやり方でしか誰かに助け…

「JOKER」という映画(見たわけではない)

僕はジョーカーを見たわけではないのですけれど、犯罪行為について社会的な要因に目を配りつつ描くというのは基本的に望ましいことだと思っています。なぜなら、犯罪に対して、あいつは根っこが悪人だから悪いことをしてしまうんだというような本質主義的な…

「天気の子」スペシャル予報は、なぜあんなにも泣けるのか。

「ありがとう。ありがとう。ごめんね。ありがとう。さよなら。」人が純粋に誰かを想うということの美しさと、その結末にある幸せと、同じくらいの悲しみや苦しみ。無防備なほどにさらけ出される登場人物の心。心と心がぶつかり合うその場に引きずり込まれて…

新しいことを始めるというデッドロック

『新しいことを始めたい』『新しいことを始めよう』そんな言葉は割とよく気がするが、『新しいことを始める』ことはなかなか難しい。 僕という個人は最近、ダンスラというゲームをやってみたいなぁ、と思っている。今日も趣味の一つ(?)であるゲームセンタ…

ボロボロの心にしみる小さな反抗

毎日生きていても、そんなにいいことはない。良いことばかりの人生なんてきっと嘘だろうから、きっとちゃんと生きているからこんなに苦しいんだと思う。だから、いいことがないことは構わない。仕方ないと思う。 でも、やっぱり苦しいことには変わらない。「…

「死」というメッセージ

社会において重要な問題はなんなのか。或る問題は、社会にとって非常に深刻な問題だ。なぜなら、それが原因で人がたくさん死んでいるからだ。こんな問題の設定の仕方をしていると、苦しんでいる人にとって死ぬことがその苦しみを社会に理解してもらうための…

麻酔はじわじわと効いていく

「ストレス耐性は強いほうですか?」就職活動をしていると、たまにこんなことを訊かれる。ぼくは自分ではストレスへの耐性がつよいと思っているので、この質問にはいつも「はい」と返事をしたうえで、それを証拠付けるストーリーを語る。 その時に語られるの…